AIROU-JAPAN合同会社では、このたび企業向けテレビCM案件において、シナリオ制作・現場監督・録音・撮影・編集・カラーグレーディング・音声調整・放送用データ納品までを一貫して対応しました。
本案件では、広告主名および依頼主名は非公開となりますが、企業ブランドの信頼感を伝える15秒テレビCMとして、放送局への搬入仕様に合わせたデータ制作を行いました。
映像制作だけでなく、テレビCMとして実際に放送できる状態まで整えることが求められる案件であり、通常のWeb動画やSNS動画とは異なる、放送用素材としての正確な管理が必要となりました。
現場監督の役割
今回は撮影、ストーリー制作、cm中のナレーションなど構成を弊社に一任いただいた案件となりました。
一般企業の一般の従業員さんの撮影となる案件のため、自然体で従業員の皆さんがどうしたらどう言う表情になるかを考えながら限られた2時間と言う時間の中で結果を出さなければなりません。
この2時間にはドローン空撮も含み、空撮、屋外、建物内と撮影をさせていただきました。
監督兼カメラ、音声を1名で行いますが最も気をつけているのは従業員の皆さんが構えてしまわないようにすることです。
多くの場合、作り笑顔になってしまったりギクシャクするためこう言う時は先に撮影してしまうことが良いのです。
弊社の場合は、普段成人式の撮影で限られた時間内に自然な表情を作るときのテクニックとして、普通にしているところを先に撮らせていただいています。
今回で言うと管理者の方との打ち合わせ後、カメラを持ちながら”みなさんと挨拶して回る”カメラ位置や配置、人間関係、7名いるスタッフ1名づつの役割を考えながらすでにカメラは回っている状態です。
1台を固定カメラで斜め全景と音撮り様、もう2台を複数のレンズで別カット撮りで対応しました。
撮影の手順、人の行動予測を立てることでスムースに撮影が進むよう頭を絞るのが監督の役割と考えています。
放送局搬入仕様に合わせたテレビCM制作
テレビCMでは、単に15秒の映像を制作するだけではなく、放送局が受け取れる形式に合わせた素材作成が必要です。
今回の案件では、テレビ局側の搬入条件に合わせ、以下のような構成で放送用データを作成しました。
- カラーバー
- クレジット画面
- ファーストカット
- CM本編
- ラストカット
- 指定タイムコードでの本編開始
- 本編冒頭の無音処理
- 放送用ラウドネス調整
- MXF形式でのデータ納品
特にテレビCMでは、タイムコード、本編尺、音声レベル、ラウドネス、映像形式などが正しく管理されていることが重要です。
MXFファイルによる放送用データ納品に対応
今回の納品では、XDCAMディスクの作成は行わず、放送用データとしてMXFファイルを作成し、データ納品を行いました。
書き出し形式は、放送局搬入で使用されることの多いMXF OP1a形式をベースに、XDCAM HD系の仕様に合わせて調整しています。
主な対応内容は以下の通りです。
- MXF OP1a形式での書き出し
- XDCAM HD 50Mbps系設定への対応
- 1920×1080 / 29.97fpsでの映像管理
- インターレース形式での書き出し
- PCM音声での出力
- 放送用の音声ラウドネス確認
- 書き出し後の再生確認
テレビCMでは、納品形式の違いによって放送局での受け入れ可否に影響することがあります。
そのため、事前に搬入仕様を確認し、指定条件に合わせたデータ制作を行うことが重要です。
音声ラウドネスと無音処理にも対応
放送用CMでは、映像の見た目だけでなく、音声の基準も重要です。
今回の案件では、Premiere Pro上でラウドネスメーターを使用し、統合ラウドネスを確認しながら音声レベルを調整しました。
また、テレビ局側の指示に合わせ、CM本編冒頭の無音処理も行っています。
Web動画ではあまり意識されない部分ですが、テレビCMではこのような音声管理が必要となります。
カラーグレーディングとブランドトーンの調整
今回の映像では、企業広告としての信頼感を重視し、カラーグレーディングにも配慮しました。
単なる記録映像のような生っぽいトーンや、テレビ番組風の強い色味を避け、落ち着いた企業CMらしい質感へ調整しています。
具体的には、人物の自然な表情を残しながら、全体の明るさ・コントラスト・彩度を整え、清潔感と上品さのあるトーンに仕上げました。
企業CMでは、映像の色味ひとつでブランドイメージが大きく変わります。
AIROU-JAPANでは、撮影後の編集だけでなく、企業ブランドに合った映像トーンの調整まで対応しています。
音楽著作権にも配慮した制作
テレビCMやWeb動画では、使用楽曲の権利確認も重要です。
今回の案件では、商用利用可能な音源を選定し、テレビCMでの利用条件を確認したうえで使用しました。
映像制作では、見た目の完成度だけでなく、音楽・ナレーション・ロゴ・素材利用など、納品後に問題が発生しないよう権利面にも配慮する必要があります。
AIROU-JAPANでは、企業案件において、使用素材の確認や記録を行いながら、安全な制作体制を心がけています。
テレビCM・Web動画・SNS動画を一貫制作
今回の案件では、テレビCM用の放送素材だけでなく、SNSやWebで展開するための動画制作にも対応しました。
テレビCMは15秒という限られた尺の中でメッセージを伝える必要があります。
一方で、SNS動画やWeb記事誘導動画では、視聴者の興味を引き、さらに詳しい情報へ誘導する構成力が必要です。
AIROU-JAPANでは、媒体ごとの特性に合わせて、以下のような制作に対応しています。
- テレビCM
- Web掲載用動画
- SNS広告動画
- 記事誘導動画
- 企業PR動画
- 採用・リクルート動画
- イベント記録映像
- ブランドムービー
撮影だけ、編集だけではなく、どの媒体で、誰に、何を伝えるかを考えた映像制作を行っています。



