デフテニス2024 グローバルチャレンジとは
グローバルチャレンジは、日本デフテニス界における初の世界大会であり、2025年デフリンピックへの準備を目的として開催されました。この大会は、日本を含む世界中の選手が集い、競技を通じて交流し、技術を高め合う場となっています。競技は熱戦が繰り広げられ、選手たちは自身の限界を超えるプレーを見せました。参加者や関係者全員が、無音の中での試合を通じて共感と感動を共有し、新たな絆を築きました。
アイルージャパン合同会社の役目
今回のグローバルチャレンジでは、アイルージャパン合同会社は大会を支える重要な役割を担いました。私たちのチームは、多岐にわたるサービスを通じて大会の成功に貢献しました。
まず、大会の記録とプロモーションのために写真撮影やビデオ撮影を行い、選手たちの躍動感あふれるプレーを余すところなく捉えました。
さらに、SNS更新映像制作や記録映像撮影を担当し、試合のハイライトや大会の雰囲気を鮮やかに伝えることで、観客や関係者から大きな反響を得ました。大会用のパンフレット、ポスター、チラシのデザイン・制作も行い、大会の広報活動を積極的に支援しました。
会場内の音響サポートも行い、参加者や観客が快適にイベントを楽しめるよう開会式・閉会式での音響環境を提供しました。
アイルージャパン合同会社は、これらの活動を通じて大会を包括的に支え、選手や観客が最高の経験を得られるよう尽力しました。
会場音響について
今回弊社の役割には入っていない項目でしたが、普段の大会を撮影させていただき気がついた点がありました。
聴覚障害の方達は手話で話すことが基本です。そのためマイクで話すことがなく音を使う機会が少ないため一般の方に伝える方法が少し変わってきます。
今回は日本手話、国際手話、そしてそれを読み上げてくださるスタッフの方がいましたので弊社では簡単ですがマイクとスピーカーを用意。
観客や動画の先にいる観客の方にも伝わるよう配慮させていただきました。
メディアクリエイションコンサルティング
メディアクリエイションコンサルティングは、お客様からの依頼を”見える化”し価値を高める仕事です。
今回の依頼では、
- デフテニスをもっと知ってもらいたい。
- 初めての世界大会を成功させたい
- 東京都やろうあ連盟、東京都スポーツ文化財団などが関わり2025年のデフリンピックに向けた準備大会として課題の洗い出しを行う
こうした希望がありました。
弊社ではこの要素を意識し何が出来るか、何をするべきかを実践し提案させていただきながらサポートを行いました。
インパクトあるポスター制作
今大会の予選大会の撮影時に今回の大会をイメージした撮影をさせていただきました。この時点ではポスターの仕様はまだ決定されていないため撮影内容も決定していませんでしたが、私どもからは
- 集合写真
- 一人一人のプロフィール写真(これは協会から希望をいただいていました)
- 一人一人のプレイ写真
- ポスター用撮影
- プロモーション動画
を提案させていただきました。そして撮影したものがこうした写真です。
二日間の大会期間で500ギガバイト以上の撮影、約1万枚の写真撮影と数十ファイルの動画を撮影しました。
webと連動したA4チラシ
パンフレット制作では、ポスターで興味を持ってもらいチラシに手を伸ばしていただくイメージで制作しました。また、ここでもインパクトのある写真を使うことで見る人の興味を持ってもらえるよう、テニスの森で撮影した選手たちの写真を使いました。
ロゴまーくの地球に手をあわせる手話は、今回のグローバルチャレンジのグローバルとチャレンジを意味しており大会のアクセントロゴとして提案させていただきました。
コスト面と超短納期の中でしたので簡単ですが意味のある提案が出来たかと思います。
グローバルチャレンジ写真とビデオ
大会本戦では全選手の写真を撮れるよう全6コートを周り撮影を行いました。
同時にインスタぐらむ向けの動画撮影とライブでの制作、さらに次回のプロモーション用4K120フレームでのビデオ撮影を行いました。
3日目はテレビっぽく試合の一部を配信映像で撮影し選手インタビューなども行いながら記録撮影をさせていただきました。
また大会3日目のパーティーではテーブルごとの撮影と集合写真、記録ビデオの撮影をさせていただきました。
アイルージャパン合同会社では、ビデオと写真を一人のスタッフが両方扱えるところも強みです。
今回は記録動画を撮った後、即座に集合写真も撮る方法で撮影を行いました。また、集合写真では2025年デフリンピックを意識してデフリンピックの手話で締めました。