お問い合わせ:054-686-2281
適格請求書発行事業者番号:T1080003002563
事業内容:学校・プロモーション・建築・スポーツ・舞台映像制作・ドローン撮影
対応可能エリア:東京・愛知・名古屋・静岡・富士・浜松・沼津・長野・上田・佐久・札幌・福島・神奈川・横浜・山梨・岐阜・三重・岡山・広島・尾道・山口・福岡・熊本・大分
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T1080003002563
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赤外線ドローン調査|学校施設の外壁点検|赤外線×ドローンの一次スクリーニング

画像:ドローンを用いた外壁の一次スクリーニング(南面/11:30頃/日射弱・前日雨)

外壁点検 / ドローン / 赤外線

学校施設の外壁点検に、赤外線×ドローンという選択肢
— モルタル外壁の課題と、私たちの“バランス運用” —

アイルージャパンは、外壁の劣化や剥離のおそれを早期に把握するため、赤外線診断とドローンを活用した一次スクリーニングを提供しています。足場を組まずに広い面積を短時間で確認でき、授業や施設運営への影響を最小限に抑えられるのが特長です。


私たちの立ち位置

当社は「赤外線検査スキルを有するドローン空撮会社」です。
建築士・一級建築施工管理技士・特定建築物調査員の有資格者ではありません。調査は発注者側の建築士・特定建築物調査員(有資格者)の監督のもとで実施し、当社のレポートは一次スクリーニング(疑い箇所の抽出)として提供します。最終判断・是正計画の策定は有資格者が行います。


何ができるのか(当社の役割)

  • ドローン+赤外線カメラによる広域の一次スクリーニング
  • 撮影条件の設計(時間帯・飛行・安全管理)と画像解析
  • 疑い箇所の位置・面積・温度差(参考値)の整理と可視化
  • 建築士/特定建築物調査員による近接調査・診断に資する資料化

行わないこと:最終診断の断定、補修設計の判断、仕様確定や工法選定、性能の保証


モルタル外壁で見えてきた課題(率直なご報告)

タイル外壁では良好な再現性を確認していますが、モルタル外壁は気象・仕上げの影響を受けやすく、赤外線画像の見え方にばらつきが出る場合があります。学校施設相当の現場で近接の打診調査と照合したところ、検出率に差が生じました。この結果を踏まえ、私たちは条件づくり確認の手順を見直し、より再現性の高い運用へアップデートしています。


バランス重視の“ハイブリッド運用”

  • 一次スクリーン:赤外線+可視画像で疑い範囲を抽出
  • 確証調査:必要な箇所のみ、建築士/特定建築物調査員の監督のもと近接調査(打診など)
  • 環境条件の管理:無降雨・低風速・雲量の少ない時間帯、日没後の冷却過程など条件を厳選
  • 記録の徹底:気象、撮影条件、結果の解釈をレポートで共有

学校・公共施設に向けた運用の流れ

  1. 要件共有:図面・仕上げ・既往修繕・時間帯制約(授業や動線)
  2. 計画:飛行/安全計画・撮影条件を策定し、建築士/特定建築物調査員が監督者として確認
  3. 取得:ドローン+IRで広域を短時間カバー(人の動線を避けて実施)
  4. 一次レポート:疑い箇所の位置・範囲・参考ΔT・写真/動画を整理
  5. 確証建築士/特定建築物調査員による近接調査で最終判断
  6. 納品:統合レポート(意思決定に必要な情報を簡潔に)

今回の記事と画像について

本記事は本文のみで構成しています。赤外線画像は、学校・公共施設の匿名性や検証手順の整理を優先し、準備が整い次第、事例とともに追記します。


依頼をご検討中のご担当者さまへ

  • 事前に図面・仕上げ・既往修繕情報をご共有いただくと、点検計画が最適化できます。
  • 学校・公共施設では時間帯や動線の配慮を最優先に。放課後・休日の実施や、飛行ルートの分離をご提案します。
  • 報告書は写真・(準備後の)赤外線・コメントを一体化し、過不足なく意思決定に必要な情報をまとめます。

よくあるご質問

Q1. 赤外線だけで全てわかりますか?

一次スクリーニングとして有効ですが、最終判断は建築士または特定建築物調査員による近接調査と併用します。

Q2. モルタル外壁でも実施可能ですか?

可能です。気象条件や時間帯の設計を重視し、必要に応じて確認調査を組み合わせます。

Q3. 学校での撮影は安全ですか?

建築士/特定建築物調査員の監督のもと、時間帯・動線に配慮した飛行計画で安全に実施します。

Q4. 最終的な判定や是正の提案もお願いできますか?

当社は一次スクリーニングを担当し、最終判断は建築士または特定建築物調査員が行います。必要に応じて連携パートナーをご紹介します。


免責

本記事は当社の一次スクリーニング手法と運用方針の紹介です。最終的な劣化判定・補修の要否判断は、建築士または特定建築物調査員による確認を前提としています。画像上の温度差は参考値であり、環境条件等により見え方が変化します。