2022年8月6日は静岡市立東豊田中学校吹奏楽部の吹奏楽コンクール提出用のビデオ撮影をさせていただきました。
コロナ禍で、ビデオ審査となったため演奏を撮影しデータ納品させていただきました。
限られた時間の中での撮影なので弊社では先生とも打合せさせていただき、2箇所の録音と8kでの撮影を行いました。

2箇所での録音
音楽関連の撮影では音響特性も重要なファクターになります。高音質の外部マイクを使い今回はカメラ位置(ホール座席後方)と天井から吊っている天釣りマイクの2箇所で録音しました。
この意味としては、画像の上から吊ってあるマイクでは直接的に音を撮るのでダイレクトな感じの音響特性になります。
対して、カメラ位置周辺では会場の雰囲気がプラスされます。
会場となるホールは音響特性などを考慮した壁などの構造物があり客席ならではの反響音などを感じることができます。
今回は先生とも打合せし音を確認していただいて、後方録音の音を使わせていただきました。

なぜ8Kで撮影したのか?
コロナ禍や通常期の撮影でもあることですが、会場の借りている時間や演奏者の予定などで時間が限られていることがあります。今回の撮影では限られた予算とタイトな時間、ワンチャンスでの撮影となるためNikon Z9を使用し8Kの超高画質での撮影を行いました。
また弊社では複数のカメラを所有しており今回の構成では
・Nikon Z9とzoom H6の組み合わせでカメラ位置撮影
・Nikon Z9の2台目をサブ
・LUMIX s1h で天釣りマイクからのxlrステレオ入力
で対応しました。
8kはなぜ使うかというと、通常家庭で見るテレビやBlu-rayの品質はフルハイビジョン200万画素です。8kは3300万画素となりフルハイビジョンの16倍の高画質になります。
こうした時間の限られた撮影では8kからクロップ(切り取る)ことでズームしたのと同じことがこの後行う編集で使うことができるため、まるで複数のカメラで撮っているかのような撮影ができます。
※フルハイビジョンカメラ16台分と考えるとわかりやすいと思います。
お客様の声
音響についても画質についても満足いただくことができました。
納品もデータ納品でスムースに迅速に行うことができ喜んでいただくことができました。