今回の撮影は日本にも数台しかない700トンオールテレーンクレーンでの橋の吊り上げ作業を撮影させていただきました。
このクレーンはお値段数十億円・・らしく運び込むのも大掛かりなトレーラー数台で組み立てます。
静岡市清水区巴川にかかる無名橋は、地元の鋼材会社が橋を巴川の両側に工場があり荷物を運ぶ橋として使われていた橋を地元に提供し歩道橋として使われていた橋です。
2023年の台風15号の被害により橋が傾き、危険とされたため2025年1月24日に撤去されました。
現在は東側が住宅街となっており、大きなクレーンが入れない状態のため、西側の片側から大きなクレーンでの吊り上げ作業となりました。
撮影内容
今回使用した機材は
・ドローン1機
・地上カメラ4台
となります。
作業風景をクレーンの北側より2台、東側から1台、ドローンが1台、荷下ろし場に1台と設置しすべての作業工程を後で見ていただけるよう、写真と動画5.9Kにて撮影しています。
5.9Kは動画で撮影した理由は無人で撮影しているカメラの映像を1900万画素の高画質写真として後々写真化できるためです。
吊荷の下など入れないところでは無人カメラで撮影することとしました。
今回の注意点
今回は現場監督、クレーンオペレーターの方とコミュニケーションを取りながら撮影を行いました。
特に、橋の吊り上げ時はスムースに進むわけではないため一番いいシーンを逃さないためにバッテリー管理や飛ばし方、ドローンの位置に注意しました。
無人カメラも同様にクレーンのその後の動きを想定し設置することで迷惑のかからない状態を作らなければなりません。
今回は静岡市、清水警察署への届出も行い警備員配置の上で撮影を行いました。